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負け犬紀行~恩師との再会~その3(完)

次に向かったホールはかなり大きく、
一目で大型店舗だと分かるくらいであった。

北斗だけでも40台、いやそれ以上あるだろうか。

私は大型店の雰囲気に圧倒された。

お目当ての羽モノは店の隅っこにぽつんと並んでいた。

羽モノだけでも40台はあるだろうか。これを「ぽつんと」と表現してしまうくらい、かなりのパチンコ台が設置されていた。

当然デビルマンも設置してある。先ほどの店より開いている。

この開き具合に私は一目ぼれし、気づけばもう座っていた。

・・いかん、とりあえずみてもらわないと。

早速師匠の意見を聞く。

「これいい感じに開いてると思うんですけど、どうですかね。」

「たしかに開いてるけど、これはだめだね。マイナス調整だね。」


マイナス調整?思わず耳を疑った。仮にほかのところが悪かってもこれだけ開いてたら大丈夫ではないのか。

「どこらへんがだめなんですか?」

「風車の位置がダメ。風車が真ん中にあると玉が落ちてくれない。こぼれてしまう。これは店のトリックだね。」

私ははっとした。そして自分の釘読みのレベルの低さに愕然とした。

風車、寄り釘が読めない私は、ほとんどを命釘に頼っていたのだ。

一瞬でそれを見透かされてしまった。

私もまた店側の「カモ」だったのだ。

あぁ、情けない。釘の勉強をまた一からやり直しだ。

とりあえず台移動。ほかにいい台はないのか。

先ほどの風車に注意しながら見てみると、かなりシビアになってきた。

もしかして、ここまできて打てる台がない?

なんとか探してみたところ打てそうな台を発見。見たことない羽モノである。

ヤッターマンの羽モノのようだ。釘読み知識の浅い私は、これしか台を選べなかった。

「ちょっとこれ気になるんで打ってみます。」

「その前に大体何回くらい回ればいいか分かってる?」


・・・まったくわかっていなかった。ある程度のスペックは台の横の冊子を見ればわかることなのに、私はそれをしようともしなかったのだ。予備知識も入れずに打つということは、ボーダーラインを把握せずに打つのと一緒である。なんと恐ろしいことをしようとしていたのか。

「まぁこれも500円で7回まわらなかったらやめたほうがいいね。」

わざわざ分析までしてもらった。本当に申し訳ない。

その御恩に答えようと、さっそく打ってみる。

情けないことに5回も回らなかった。

(だめだ。これ以上羽モノを打つことは失礼に値する)。

「ちょっと甘デジの方行ってきます」と告げ、移動することに。


実は羽モノに座る前に他の台も物色していた。お得意?の「CRAスーパー海物語」は大阪でも人気なのか、まだ10台設置してあった。


気になっていた台をさっそく打ってみる。

へそはもう少し欲しいところだが、ほかのところは特にいじった様子もなく、綺麗に入ってくれるのでまあよしとする。

最初の千円は23回。まぁ上出来か。

最初は22、21と平均20は上回っていたが、途中で回転率が落ちたため止め。

他にいい台はないか。すると前から気になっていた台を発見。

「餃子の王将 おかわり」である。

地元ではまだ見たことがなかった。まさかこれが置いてあるとは知らずに、また禁断の果実に手を出してしまった。

さっきみたいな回転率だったらすぐにやめよう。


これが意外と入ってくれた。デビルマンやビッグシューターとは違い、デジパチに近く、打ち方に関しても初心者向けのような気がした。ただ問題が一つ。なかなか当たらない。

入りはいいんだけどなぁ。やっぱりやめよう。


手持ちの金額も考え、最後にしようと座ったのがAKB。

2千円ほど使い、次の千円で止めようと思ったらこれが当たり。

図柄は6。やっぱりラッシュに入らず単発。時計の針は9時を指す。

(もうやめようか。玉を流そう。)

受け取ったレシートには980と表記。カウンターの女性にそれを手渡す。

その若い店員は私に意外な質問を投げかけた。

「タバコはどれにしますか?」

タバコ?お菓子の間違いじゃないのか?タバコなんて頼んでないぞ。

とりあえずあまり好きでないマイルドセブンを選択。

「はい、お菓子もどうぞ。」

今度はお菓子を3つもくれた。なんだこれは。これが晩御飯代わりですってか。

そのお菓子を抱え、奇妙な形をした景品を片手に交換所へ向かう。

(3千円ちょっとかな。)

そこに表示された金額に思わず私は声を上げた。

「あぁん?」

そこには2500円の文字が。3円交換だったのか。しかも換金単位は500円からなんて。

そうだ。ここは大阪だった。換金率が低いことをすっかり忘れていた。

さっきまで「調子がいい」と思って打っていた海はいったい何だったのか。

まぁこれもすべて自分が悪い。この日は反省だらけであった。


羽モノを打っていた師匠に声をかける。

「今日はこれで止めようと思います。」

「そう。じゃあやめるわ。」

「ちなみにいくら使いましたか?」

「2000円ちょっと」


私は感服した。私が何千円も突っ込んでる間2千円しか使っていなかったというのだ。

「これ以上は打たないと決めたら絶対に打たない。」

ということだろうか。

セミプロの台選びというのは専業よりもシビアなのかもしれない。


「じゃあちょっと飲みに行こうか。串カツ屋でいいところあるから。」

これだ。実はこれが楽しみだったのだ。


「今回も色々世話になってしまい申し訳ありません。」

と何度も詫びながら、「これから始まる夜」に胸を躍らせ、次のステージへ案内してもらうのであった。


ーーーーーーーーーーー完ーーーーーーーーーーーーーーーー
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(@ ̄ o  ̄@)呼ばれたかな~!笑

次なる成長楽しみにしてます!

天井狙いの記事楽しみにしていますね!
プロフィール

田代まさし

Author:田代まさし
高専卒で財閥系重機械工業に入社するが、手取り13万という
大手とは思えない収入。
そんな人生に終止符を打つため、清志塾に加入するも、貯金100万を失ってしまう。。。

清志塾で地獄に落ちた負け犬が形勢逆転を狙います!!

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